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№4 ある小会社の場合

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先週末北海道に行ってまいりました。ある小印刷業の代表者69歳の子ご兄弟からSOSのメールを頂きましたので。父親の苦労を傍で見ていて堪らずメールしたようです。

小と言えども昭和30年代の印刷屋さんですので地域では名の通った老舗です。しかし技術革新に付いていけず、また移転時の失敗などで売上げが低迷し銀行返済が進まず金利負担で万年赤字を強いられ、結果代表私財だけでなく知人友人からもその度借財を重ねている状態でした。

この会社の役員会に初めて同席させて頂きました。皆さんいい方々でした。初めは喧々諤々!責任転嫁的個人批判に終始していましたが、だんだんと反省と黒字にするための改革案の弁も聞かれるようになりました。

私は既に分析していた会社の計数的実体を社長に代わり説明し、このままの赤字体質で続けることは他人(個人)からの借入れの繰り返しであり必ず最後があること、また私は黒字転換の策もない会社が「借財することは借入れではなく貰ったことと同じ」であり「被害者(額)を増やすだけ」であること、今対策を講じないと倒産しかないことを力説しました。

赤字経営が慢性化(慣ら)され、赤字は私財で補填されることが当たり前という甘えが「核心に触れた経営改善」から目をそらしているのです。

これらは私として到底受け入れられない内容でした。しかし一番の収穫は役員全員が問題を共有したことです。ここから物事が始まると確信しています。

記:大森孝成

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