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№20 「海と私」ストレス解消法

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H19.9.17

私は、学生時代「慶應クルージングクラブ」に属し、今は現役の育成と資金支援を目的とする当OB会の世話役をやっている。そして同期の仲間たちと共に卒業来、共同で船を持っている。既に40年が経過し船は今では4世目になっている。友人らとは本当に長い付合いで、気が付けば船に孫を連れてくる友も一人ではない。

この長い間、私は①日本の混沌時代で労働運動との対峙、②父経営の製紙会社の倒産と任意整理、③再興した第二会社の法人譲渡、③私が再興した印刷紙器製造会社の自己破産、④父相続の限定承認、⑤6年間に及ぶサラリーマン生活、⑥48歳の時、転身した現在の不動産業&コンサルタント業等、何故か波乱多く、好むと好まざるとに拘らず正に「人生無常」を身を持って体験した。

労働運動では自殺者まで出した思想対立の恐ろしさ、倒産では手形裏書を楯に債権者だと称する暴力団系整理屋との対峙や畏怖監禁の体験、法人譲渡では一役員が譲渡先の労務策に不安を抱く労働組合を煽動した反対運動に対峙しつつも同譲渡を完遂させていがら反面譲渡の悲哀を感じ、連帯保証から生じた自宅の競売執行等、多くの負の出来事があったなーとしみじみ思う。

特に万策尽き手形不渡りの日前夜、悶々と眠れない長い長い夜、朝方いざ出陣のときの心境を私は忘れない。不渡りの日である昭和51年1月8日と昭和60年10月3日は私にとって努力が水泡と化し今までの基盤が崩壊した日であり、そのときの情景が鮮明に今も思い出される。

このような時々の場面、私の逃げ場は海でありヨットであった。現場を離れ一人自分を見つめ直し考える場所として船は私を守ってくれた。現在、仕事柄、様々な事情や悩みを抱えた多くの方々とお付き合いをさせて頂いている。

「過大な債務により自宅処分や競売の不安を抱えている方」「高齢化と後継者がいないため会社清算又は倒産を余儀なくされている方」「相続での不当な揉め事を有する方」「経営に不安を抱えている方」・・・・・・等々、何と大勢の方々が労苦と立ち向っていることか!

考えて見るとこれらの事柄は、ほとんどの当事者にとって始めての出来事である。これらの方々の問題解決に、私は私の過去の経験が生かされ役立つことを願っている。

私は自己制御とストレス解消のもととなるヨットで、H19今夏も下田港を拠点に、自然と対峙し式根島・新島・神津島クルージングを楽しんだ。辿り着いた港々で満天の星の下、40年来の友らと語らう会話は私の心を和ませてくれる。これら友人らとの付き合いを心から有難く思っている。

友人皆が必ずしも順風満帆ではない。それぞれの人生において風波を乗越えた面々でもある。誰もが同じだ。

記:大森孝成

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